「男性のアンチエイジング」シャンプーの選び方!抜け毛予防も

「最近おでこが広くなってきたんじゃないかな...」

「俺、ハゲないかな。抜け毛も気になるし...」

と思っている30代、40代の男性の方も多いのではないでしょうか?

薄毛や抜け毛を気にしないという人も中にはいらっしゃるかもしれませんが、大多数の男性は薄毛やハゲになるのはできれば避けたいと思っていることでしょう。

そこで今回はそんな男性の髪の毛の不安、悩みに少しでも役立つ情報をお伝えしていこうと思います。

目次

男性のアンチエイジング 育毛シャンプーの選び方

薄毛や抜け毛を避ける、すなわち頭髪のアンチエイジングでまずオススメしたいのが、育毛シャンプーを使うことです。

なぜなら普通のシャンプーは髪の毛自体を良い状態にするのを目的に作られていますが、育毛シャンプーは頭皮を良い状態にするのを目的に作られているからです。

頭皮環境が整った良い状態というのは、頭皮がみずみずしい状態にあるということですが、実はこのみずみずしい状態が髪の毛の健やかな発育には必要不可欠なのです。

つまり抜け毛や薄毛を避けるには頭皮の乾燥を避け、みずみずしい状態を維持することが重要になってきます。

ですから普通のシャンプーではなく育毛シャンプーを使う方が薄毛や抜け毛を予防するには効果的です。

 

では育毛シャンプーならどれでもいいのか、というとそれは違います。

例えば必要以上に洗浄力の強い育毛シャンプーを使ってしまうと、頭皮をみずみずしく保つための皮脂が必要以上に除去されて頭皮が乾燥してしまいます。

そしてその乾燥を補うために皮脂が余分に分泌されてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

皮脂が過剰に分泌されるとフケやかゆみの原因にもなり、抜け毛が増えることにもなりかねません。

ですから育毛シャンプーを選ぶときには適度に皮脂を残すことができるシャンプーを選ぶのが重要になってきます。

では具体的にどのような点に気をつけて育毛シャンプーを選べば良いのでしょうか?

まず洗浄成分にアミノ酸系またはベタイン系の成分が含まれていることです。

これらアミノ酸系、ベタイン系の成分は頭皮への刺激が少なく、余分な皮脂だけを落としてくれるので抜け毛や薄毛を予防したい男性は必ずチェックすべき成分です。

アミノ酸系の洗浄成分の代表的なものとしては、ココイルメチルタウリンNa、ココイルメチルアラニンNa、ココイルグルタミン酸などがあります。

ベタイン系の洗浄成分の代表的なものとしては、ココアンホ酢酸、コカミドプロビルベタイン、ラウロイルプロビルスベタインなどがあります。

育毛シャンプーを買うときは、これらの成分が含まれているか確認するようにしましょう。

次に気をつけるべき点は、頭皮への刺激が強い添加物が含まれているシャンプーは避けるということです。

刺激が強い添加物が入ったシャンプーを使うと頭皮がかゆくなることがあります。

頭皮がかゆくなるということは頭皮環境がよくないというサインで、髪の毛が正常に育ちにくい状態にあるといえます。

刺激の強い防腐剤のパラベンや、アルコール成分が含まれていないシャンプーを買うようにしましょう。

また頭皮ケア成分が含まれた育毛シャンプーを使うということも大切です。

頭皮の血行を促進したり、保湿効果があったり、細胞の活動を促す成分が入っていると、薄毛や抜け毛を予防することができます。

具体的には豆乳発酵液やグリチルリチン酸ジカリウム、ヒアルロン酸などがあります。

そしてなるべくノンシリコンタイプの育毛シャンプーを選ぶようにしましょう。

なぜならシリコンが配合されているシャンプーを使ったときに、よく洗い流さないと頭皮にシリコンが残ってかゆみの原因になり頭皮環境に影響が出てしまうからです。

以上述べてきた点に注意して育毛シャンプーを選んでみてください。

リンス・コンディショナー・トリートメントとは?使ったほうが良いの?

頭髪のアンチエイジングとしては、普通のシャンプーよりも育毛シャンプーを使ったほうが良いということは分かっていただけたと思います。

ではリンスやコンディショナー、トリートメントも使った方が良いのでしょうか?

ちなみにリンスとコンディショナーには大きな違いはなく、どちらも髪の毛の表面に付着して油膜を作り髪のきしみを防いで滑らかな指通りにするためのものです。

トリートメントは髪の内部からダメージを補修するものです。

このようにリンスやコンディショナー、トリートメントは直接髪の毛に働きかけ、髪の毛を滑らかにすることや補修を目的としています。

先ほどお伝えしたように薄毛や抜け毛を予防するためには、頭皮を健やかな状態に保つことが重要ですので、リンスやコンディショナー、トリートメントを使うことは頭髪のアンチエイジングの観点からは特に必要がないといえます。

必要がないどころか、使うことでむしろ頭皮を危険な状態にすることもあります。

というのはリンスやコンディショナーは洗っても頭皮に残りやすいため、そのため毛穴が詰まり抜け毛の原因になってしまうからです。

また髪の短い男性がトリートメントを使うと、トリートメントが頭皮に付着し雑菌が繁殖することで頭皮環境が悪化し、ひいては抜け毛を引き起こす可能性もあります。

頭髪のアンチエイジングを目指す男性にとって重要なことは適切な育毛シャンプーを使うことであり、リンスやコンディショナー、トリートメントは使わなくても問題はないといえます。

抜け毛を防ぎたい!正しいシャンプーのやり方

次に育毛シャンプーを使った正しいシャンプーのやり方についてお伝えします。

もしかしたら頭髪のアンチエイジングにシャンプーのやり方なんて関係あるのかと、疑問に思われている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし頭皮の汚れをしっかり落とさないと、頭皮が硬くなり皮脂が毛穴に詰まりやすくなることで抜け毛のリスクが高まります。

よって正しいシャンプーのやり方でシャンプーをし、汚れや余分な皮脂をしっかりと落とす必要があるのです。

では順番にお伝えします。

①髪を濡らす前にブラッシングする

事前に髪や頭皮についているホコリや汚れを落としておくことでお湯が頭皮にまんべんなく行きわたるようにします。

②湯船につかる

湯船につかると血行が良くなるので毛穴が開き、毛穴の汚れや皮脂が落ちやすくなります。

③シャワーで髪をしっかりと濡らす

シャワーで最低でも1分以上髪を濡らします。

髪をしっかりと濡らしておくことで余分な量のシャンプーを使わなくても、しっかりとシャンプーを泡立てることができます。

必要以上のシャンプーを使わないことになるので、頭皮への負担も少なくて済みます。

④シャンプーを手でよく泡立てる

手でよく泡立てないでそのままつけると、頭皮にダメージを与える原因になります。

⑤指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗う

爪を立てて洗うと頭皮に傷がつきトラブルの原因になります。

また頭皮の血行を促進し抜け毛予防にもなります。

⑥しっかりとシャンプーを洗い流す

頭皮に残ったシャンプーが毛穴に詰まると抜け毛を引き起こす可能性があります。

最低3分以上かけて洗い流しましょう。

⑦シャンプー後はタオルでしっかりと水分をふき取り、ドライヤーで乾かす

シャンプーをした後は自然乾燥させずにまずタオルで水分をふき取り、その後は必ずドライヤーで乾かしましょう。

頭皮に水分が残った状態を放置すると雑菌が繁殖しやすくなります。

またドライヤーで乾かすときには頭皮に残った水分を弾き飛ばす要領で頭全体に当てるのがポイントです。

頭皮にあまり負担をかけないよう温風と冷風を交互に使うのがオススメのやり方です。

まとめ

男性の薄毛や抜け毛には加齢以外にもストレスや睡眠不足、喫煙、飲酒、偏った食生活など様々な要因が考えられます。

ですから根本的な要因を解決しないことには、完全に薄毛や抜け毛を予防することはできないかもしれません。

しかし今回ご紹介した育毛シャンプーを選ぶときの注意点に気をつけてシャンプーを購入し、抜け毛を予防する正しいシャンプーのやり方を実践することで、以前よりは確実に薄毛や抜け毛のリスクを減らすことができます。

頭髪に不安を抱えていない男性の方には、頭髪のアンチエイジング対策に今回の内容はオススメです。

ぜひ参考にしてみてください。